(閲覧注意)「終わった世界で、きみと」秘匿情報

!警告!

 ここから先はGM用の秘匿情報です。読んでしまった方はプレイヤーができません。
 覚悟の上で、以下へとお進み下さい。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ハンドアウト:PC1(推奨:比良坂機関)

使命:【PC2に安息の地を与える。】
 あなたは生身の人間だ。この終わった世界をPC2と共に旅をし、PC2が戦わずに済む、飢えずに済む、健やかに時を過ごせる場所を探している。あなたは既知の情報を駆使し、ついに【最後の場所】までたどり着いた。

PC1の秘密

 実は、あなたは人間ではない。あなたはよくできた機械人形(オートマタ)である。あなたの【本当の使命】は【最後の人間であるPC2を最後の場所まで導く】ことだ。
 あなたは【本当の使命】を果たした後、自壊する予定だ。
 あなたは、PC2を愛している。PC2を守り、導くことはあなたにとって至高の喜びだ。これがプログラムされたものなのか、あなたに芽生えたエラーなのか、それはあなた自身にも分からない。

 あなたはペルソナ【人造生命】と同等の効果(ダメージ・呪い・麻痺により特技・忍法が使用不能にならない)を持つ。


ハンドアウト:PC2(推奨:斜歯忍軍)

使命:【PC1に安息の地を与える。】
 あなたは脳以外のほとんどすべてを機械化した機械化人間だ。あなたは、最後の人間であるPC1が安心して生きられる場所を求めている。PC1と共に手を携え、この【最後の場所】にたどり着いた。
 あなたはプライズ【黒の歯車】を保持している。

PC2の秘密

 あなたは、そもそもシノビではない。たまたま【黒の歯車】を手にした平凡な一般人だ。終末を生き残るためにその力を用い、シノビと同等の力を得ている。この力により、あなたは生き延び、PC1を守れている。

 あなたは全身機械化と終末の影響から逃れられず、あなたの意識と記憶は混濁し、判断も覚束なくなることがある。あなたは、自分がもう長く生きられないことをよく知っている。それまでになんとか、PC1が心安らかに生きられる場所を見つけなくてはならない。あなたの【本当の使命】は【命に代えてもPC1を守りきる】ことだ。
(この秘密を取得したとき、【黒の歯車】の秘密も取得する)


プライズ「黒の歯車」

 初期保持者:PC2。願えば持ち主の肉体を異形なる機械へ変容させるが、代わりに大いなる力を与える。このプライズの詳細はPC2秘密取得するか、もしくはプライズ獲得で自動的に取得する(直接調査は不可)。

【黒の歯車】の秘密:

 PC2が願うたびに力をくれる異形の歯車。あなたはこれまで、この歯車を幾度となく用いて来た。
 このプライズを保持した者は、追加忍法以外の任意の奥義2種類(指定特技:自由)を選ぶ。保持者は任意のタイミングで、選んだ奥義を習得できる。
 このプライズ効果で奥義を1つ習得したとき、PC2の【機械化】が1段階進行する。【機械化】が計2段階進行すると、PC2は完全なる機械となる。


ハンドアウト:NPC/機械人形

使命:【最後の人間を保護する。】
 【最後の場所】の主にして機械人形(オートマタ)。人類を保護・保全し、ヒトに仕えることを至上の喜びとしている。

機械人形の秘密

 シノビガミさえ覚醒すれば、世界は終末前の姿を取り戻すことができる。あなたの【本当の使命】、最後の場所、その真の役割とは【最後の人間をシノビガミとし、人類世界を救済する】ことだ。
【最後の人間】がシノビガミとなる条件は2つ。1つは、シノビガミの血を引く強力な忍者(人間)であること。もう1つは、神器をその身に宿していること。
【最後の場所】には、これまでの終末戦争で敗れた忍者たちが保持する神器が揃っている。残る条件は、最後の忍者のみ。
 もし、これら条件を満たさずに強引にシノビガミへと覚醒を促すとき、最後の人間は世界救済後に死亡する。

 PC1がこの【秘密】を知っているとき、任意のタイミングで【本当の使命】を破棄しても良い。


ハンドアウト:エネミー/機屍巨人

使命:【最後の人間を取り込み、シノビガミへと変容させる。】
 あなたは光翼持つ機械巨人、全長数十メートルにも及ぶ大絡繰だ。その正体は忍者の屍と斜歯製の機械、神器の欠片を繋ぎ合わされた異形の存在、最後の人間をコアとしてシノビガミへと変容させるための装置である。あなたの使命は、【最後の人間を取り込み、シノビガミへと変容させる】ことだ。

機屍巨人の秘密

 あなたが使命を達成できなくなったとき、あなたの使命は【周囲のすべてを灰燼に帰す。】に変更される。


以下の詳細記述について

・以下は、制作者がGMをしたときの目安です
・特殊型にはよくあることですが、自分以外がGMとして回すことをそれほど想定していなかったもので、以下の記述はいささか煩雑です。GMは各自、好みと必要に応じて取捨選択、付け加え、改変を自由に行い、柔軟に対処してください!


セッションの流れ

・導入・メインフェイズ:終わった世界の旅路or出会い
・メインフェイズ終了時にマスターシーンを挟む。最後の場所、決断シーン
・必要であれば機械人形の手番(秘密補填シーン、後述)を挟む
・クライマックス
・エピローグ

本シナリオの基本構造

・秘密獲得状況やキャラクターの性格により、お互いがお互いを想った上ですれ違うようになっています
・クライマックス手前のマスターシーンでの決断、機械人形による秘密補填などを駆使し、盛り上がるように誘導します
・秘密獲得状況とこれら決断次第で、クライマックスが分岐します
・意思疎通や決断如何によっては、PC同士の対立、機械人形との対立が起きないまま状況が収束する可能性もあります(実際起こった)

・1サイクルですが、実質2サイクルくらいの気分でいると良いです
・秘密を分割して、最後の場所でもう1サイクル挟む形式にしようかな。。

秘密についてのGM向け補足

・PC1は機械であり、シノビガミになれません
・PC1は機械なので、【黒の歯車】を使用できません
・PC2は【人間】の扱いです。ただし【シノビガミの血を引くニンジャ】では「ありません」
・条件を満たし、死なずに世界を救済できるキャラクターは、もう、どこにもいません
・世界を救済できる者は、PC2だけです。ただし、死にます
・機械化が2段階進行すれば、PC2は、世界を救済する資格を失います
・PC2が機械になったとき、どのような状態かは、プレイヤーに委ねて下さい


マスターシーン:PC手番終了時、最後の場所、決断

・PC手番終了時に挟むマスターシーンです
・【最後の場所】に到着し、機械人形と出会います
・機械人形はPC2を、救済の座へと導き、世界を救済しようとします
・PC1には、自害用の部屋が用意されています
・決断のシーンです。別れるか、否か
・この場での振る舞い次第で、クライマックスを分岐させます
・必要であれば、このあとに機械人形の手番を挟み、秘密の補填(右記)してください
・下記に、制作者が使用したマスターシーン描写を付属します

機械人形の手番:秘密の補填

秘密分布・獲得状況が、

 PC1 :PC2と機械人形の秘密を揃えていない
 PC2 :PC1の秘密を持っていない

 このケースの場合、PC1・2、共に機械人形の誘いに乗り、PC1は自壊、PC2は死亡し世界再生と、とくに山場なく終わってしまうかもしれません。
 こうなったとき、機械人形の手番として、PC1かPC2のどちらかに、上述を満たすよう、足りない秘密を1つだけ補填してあげてください。
 補填は、必ず【決断シーン】の「後」に行なって下さい。

秘密補填の基準:
 流れ・シチュエーション次第で、それっぽいの。1つに限る。

クライマックス分岐

 以下にクライマックス分岐を書きます。

クライマックスA:走る :秘密補填+協力型ルート

 双方とも受諾し、争いが起きない→機械人形の手番ケース。
 PCたちは妨害を受け合流し、機屍巨人と戦闘。

 秘密を受け取ったPCは、もう一方と合流するまで《砲術》の判定を2回行い、失敗した回数だけ射撃戦ダメージを受けます。

クライマックスB:すれ違う想い :対立型ルート

 このクライマックスは、どちらか一方が【最後の場所】や救済を拒み、どちらか一方が【最後の場所】や救済を望むときに起こります。

 PC1とPC2による一騎打ちです。勝者が望む結果を得られます。回想シーン開示による情報変化が起きたとき、協力型にスライドすることも考えられるでしょう。機屍巨人を登場させるかどうかは、GMが判断して下さい。

警護ロボットの支援:
 最後の場所に敵対する側へ、警護ロボットが砲撃します。奇数ラウンド末にそれぞれ、《砲術》で判定し、失敗すると射撃戦1点ダメージを受けます。

クライマックスC:手を取り合って :協力型ルート

 このクライマックスは、双方ともに【最後の場所】での救済を拒むときに起こります。

 機械人形は神器を埋め込んだ機屍巨人を起動させ、PCたちに襲いかかります。
 PCたちと機屍巨人の戦いになります。
 PCたちが勝利すれば世界再生は叶わず、世界はそのままです
 PCたちが敗北すれば、PC2はシノビガミとなって死に、PC1は破壊され、人類は救済されます。
 もし機屍巨人の勝利条件が戦闘中に失われた場合(PC2の機械化)、機械巨人は最後の場所を破壊し尽くそうとします。

クライマックスD:決意と共に :戦闘なしルート

 秘密補填を行い、プレイヤーたちが手持ち秘密を吟味したうえ、人類救済を選び、双方が納得するならば、問題ありません。
 この場合、クライマックス戦闘は起こりません。人類は救済され、PC2は死にます。結果だけを告げ、エピローグ処理へと移って下さい。

クライマックス戦闘処理(共通)

・状況に応じて、6ラウンド制限をかける
・対立型で、両者が防御寄りの構成の場合、GMは状況に応じて術者なしの【三千大戦世界】適応や【戦場:極地】などを活用する(決着を早めるため)

機屍巨人(基本対応)戦闘データ

●生命力
12(エネミー扱い/特技損耗なし)

●特技
器術:絡繰術、火術
体術:砲術、身体操術、飛術
忍術:生存術
謀術:
戦術:
妖術:

得意:器術/+魔界工学

●忍法
名称   :分類:間合:コスト:指定特技   :参照
接近戦攻撃:攻撃:間1:コなし:絡繰術    :p.176
自動反撃 :装備:間 :コなし:なし     :p.183
器想   :装備:間 :コなし:なし     :p.171
爆破   :攻撃:間1:コ1 :火術     :p.79
時雨   :攻撃:間2:コ1 :砲術     :p.90
三千大戦世界:サポ:間 :コなし:なし     :p.117
連撃   :サポ:間なし:コ2 :身体操術   :p.81
金剛   :サポ:間なし:コ3 :生存術    :p.94

●キャラクターシート倉庫へのリンク
こちら


(例)マスターシーン描写:最後の場所到着時

<描写>
 最後の場所とは、どのような施設であるか。ある者は研究施設。ある者は要塞。ある者は終末戦争に備えたシェルターというだろう。そのどれもが正しく、そしておそらく、事実と異なる。詩的な表現を好む者であれば、墓標、とでも例えようか。
 
 電気の明かり。暖かで栄養のある食事。清潔でふかふかのベッド。暖房。暖かなシャワー。食物用の動植物の培養施設。家事のための文化女中器。ところどころ崩落し、必要部分以外は廃墟だけれども、そう。ここには、文明がある。
 
 施設に踏み込んだ君たちを、機械人形が出迎える。恭しく。
 
「ようこそアダム、もしくはエヴァ。あなたが最後の一人です」誰にともなく、予め記憶した文言を諳んじるように、鈴の音の如く美しい合成音声で”それ”は呟いた。「此処は最後の聖域。人類最後の牙城です。此処に、あなたを脅かすものはありません。殺戮兵器もなく、飢えや乾きの恐れもない。どうかご安心下さい」
 間。ややあって、落ち着かれましたら、と。”それ”は付け加えた。
「――共に。人類を、世界を。再生しましょう。それこそ私の宿願、私の存在理由」

「こちらです」機械人形は誘う。【PC1】と【PC2】を、別々の部屋へ。

 自走式の円筒型警護ロボットが現れて。君たちは、これからそれぞれ別の部屋へと案内されるようだ。
 
 ――どうする。
</描写ここまで>
※【PC1】と【PC2】は書き換えておく

(例)マスターシーン描写:案内

<描写>
 機械人形と自走式警護ロボットが先導し、こつり、こつりと靴音が響く。やがて、空間が開ける。――地下の最奥、闇を切り裂き、巨大な空間のなかに照らしだされたもの、それは、
 全長数十メートルはあろうかという機械巨人。中央の台座に、吊られ座す。
その周囲を取り巻くようなメイン・フレーム。巨人の前に置かれた、棺のような寝台。
</描写ここまで>
※このあと「機屍巨人」のハンドアウトを開示する


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