LHTRPG/2.ディザスター・イン・クリークアイランド

◆今回予告

アキバに帰還した君たちを待ち受けていたのは、
混乱と悲嘆にくれる〈冒険者〉たちの姿だった。
絶望の縁に沈む者。情報を共有し、変化に適応しようとする者。
マーケットは寂れ、ギルド間勧誘競争は過熱する。
あれから5日。君たちの下に、ある依頼が舞い込んだ。
災厄の龍が蘇る。その意味を、まだ誰も知らない。
ーAct2. ディザスター・イン・クリークアイランド

◆シナリオ概要

〈日刊エルダーテイル通信〉からの依頼。〈クリーク・アイランド〉というサンプルを通じ、クエストがどのように変化しているか調査する。

▼TIPS

〈クリーク・アイランド〉

冒険者のホームタウン・アキバから南に約35km(現実の地球に換算して約70km)離れた、小島のエリア。山間部・浸食洞窟・折れた灯台跡・古参道・岩くれ海岸から構成される。引潮のときは本島と地続きになり、満潮のときは本島と分断される。現実世界での江ノ島に相当。本島側の海岸沿いには漁村カタセがある。
エリア・レベルは57。修験者の聖地として知られ、古来種の武人たちが好んで修行に利用していたところ、突如現れた〈五頭龍〉が災厄をもたらす、というクエスト設定が存在する。レアドロップ〈五色雲の小角〉は現在でもわずかながら需要がある。
島には〈島コボルド〉が住み着き、邪神崇拝を行っている。〈五頭龍〉を復活させた原因となる集団だが、クエストを終えた今では散発的に遭遇するエネミーに過ぎない。

〈クエスト:クリーク・アイランドの五頭龍討伐〉

初期の拡張パッケージで追加された一連のパーティクエスト。ヤマトサーバの人気ホームタウンであるアキバからの近さ・難易度のわりに美味しい稼ぎ・異様なグラフィックが印象的なクエストボス〈撒き散らすものサザボイル〉といった要素により、追加された当初はエンドコンテンツとして人気クエストだった。現在でもアキバをホームタウンとする中堅冒険者が挑む定番クエストだが、後続コンテンツによりその魅力は相対的に薄れている。レベル90である君たちは、すでにクリア済みだ。

ゲーム時代と〈大災害〉以降の差異

  • 時空間の拡大:ゲーム時代は現実の2時間がゲーム内時間の1日に相当した。〈大災害〉では体感2時間はそのまま2時間だ(12倍の法則)。都市間トランスポートの封鎖や〈妖精の輪〉が使用できない現状と合わさり、遠隔地への移動が困難になった。
  • 〈大地人〉の増加:アキバの街だけを眺めても、大地人の居住区は4倍から6倍に増加した。各種サービス等の経済をゲーム時代のまま再現するためには、おそらくこれくらいの人数が必要なのだ。